今回もいつものメンバーでのアタック
前回の山行で雪山の魅力に魅せられ今回も雪山狙いで自身初となる2000m級の山「大菩薩嶺」へ行って来ました
奥秩父山塊に位置し、大菩薩連嶺の主脈を構成している。日本百名山の一つに選ばれている。
深田久弥や木暮理太郎などは、その著書に大菩薩岳(だいぼさつだけ)と表記している。
名称の由来は、源義光(新羅三郎義光)が後三年合戦の際に軍神の加護を願い「八幡大菩薩」と唱えたこと、また、観音菩薩が祀られていること、などのいわれがある。
~Wikipediaより~
訳あって前日の夜に仕事着を来て自宅を出発(笑)
集合場所にて仮眠をとり朝5時出発。
今回のコース
丸川峠分岐ー上日川峠(ロッヂ長兵衛)ー福ちゃん荘ー大菩薩峠(介山荘)ー賽の河原ー雷岩ー大菩薩嶺ー福ちゃん荘ー上日
川峠ー丸川峠分岐
8時前に丸川峠分岐駐車場に到着するもほぼ満車。何とか車を停め準備をする。
しかし寒い..まだまだ装備が不十分な自分は従妹からスノボー用のグローブを借りる(汗)
冬季通行禁止のゲート脇からスタート。
しばらく車道を歩くと登山道入り口がある
ここは傾斜も無く歩きやすい道が続き気持ち良い滑り出し
岩や倒木などがあったりテーマパークのコースの様w
一旦林道に出てすぐに登山道に入ります。
ここまで風の音はするが林間のせいかそこまでの寒さは感じません。
その後もペチャクチャ喋りながら軽快に進みます
程なくして上日川峠(ロッヂ長兵衛)に到着。
ここで少し休憩を入れる。
水分を補給しようとチューブを口にすると寒さでカッチカチ...結局最後まで溶ける事はありませんでしたw
ここでアイゼンを装着。
早速使わせてもらってますw*tacさんアザッス
前回のアイゼンもどきとは雲泥の差wwアイスバーンも結構あったんでかなり調子良かった~w
kaba君、「アイゼンにもっと踏まれたい」間に合ってマジ助かった(笑)ありがとねww
空の青と雪の白のコントラストが最高に気持ちいい♪
福ちゃん荘到着。
ブランコなんかもあったりして子供達も楽しめそうw
富士山も綺麗に見えます
富士見山荘
この山小屋めっちゃ雰囲気あってカッコ良かったぁ~
大菩薩峠に向かう途中こういった木が至る所にあり少しビビったのはホントの話ww
介山荘が見えてきました
大菩薩峠~ww
峠に出るとものすごい風と寒さ。この時点ではテンションMAX(笑)
先輩が「ここの休憩小屋で飯食ってく?」の提案をするも時間もまだ少し早かったので山頂で食べようという事でこのまま山頂
を目指すことに。
・・・これが大誤算。。
この稜線の先にある大菩薩嶺を目指します。
歩き始めて早々にすさまじい強風と時折やってくる突風。
ふざけてる訳ではありませんw
突風はホント体が浮きそうな勢いで体を丸めグッと堪えるの繰り返し。体温がどんどん低下していくのも実感した。
賽の河原。ここ絶景w
寒さに耐え写真を撮る。最高の景色に一瞬寒さを忘れる。
この時点でテンション。。いや、心が折れそうでしたww
この日の山頂気温はマイナス14℃。風速は20mくらいはあったと思います。
鼻水は凍るし顔は麻痺状態。
で、今回自分が一番辛かったのは指先の冷え。指先の激痛で歩みを止めたのは初めての経験。感覚は勿論
「指ちゃんと付いてる?」と錯覚するほどの激痛..
従妹が貸してくれたグローブをしてこれだから無かった事を想像すると...グローブ重要!学習しました!
後半は景色を見る余裕は勿論なくひたすら山頂を目指します..
そしてようやく大菩薩嶺到着
周りは林に囲まれているので眼望は無いけど風が弱まりほっとした瞬間でもあったww
風が弱まったのを良い事に少し窪んだ場所を確保し昼食をとる事に。
が、腰を下ろし少しすると足元から一気に体温が奪われていく~
山頂でおいしい飯を食べる事の楽しみにかなりのウエイトを置いてる自分にとって今回は残念な結果に...
おでんを用意してきたもののすぐに冷えてしまい全くおいしく味わえなかったっす..
早々に切り上げ下山。
帰りは唐松尾根より下山。こちらは岩場が多くこの時期?はアイスバーン箇所が多いのでアイゼンが必要かも。
高度を下げていくうちに自然と体温も戻り指先の痛みもなくなっていました。
と同時に会話も復活(笑)
のんびり下り無事下山。
今回は体力的には辛くは無かったけど、雪山の厳しさ。装備の重要さ。その他いろんな改善点が多々あり
とてもいい経験ができた山登りでした。
更に山の魅力に憑りつかれてしまった感じww
これから徐々に暖かくなり春、夏とまだ未知の山を前にコツコツ準備しないとねww
またリベンジしに来ます!
~fin~
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